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2015年6月29日月曜日

Zenfone2でingressをやってみた。

格安フリーSIMスマホの目玉、と話題のASUS Zenfone2を入手したので、そちらでingressをやってみました。

ASUS Zenfone2とは?


ASUS Zenfone2は、最近ちょこちょこ聞く「SIMフリー」のスマホです。SIMフリーとは大手キャリア、ドコモやau、ソフトバンクのように、データ通信定額と本体分割払いで1万円近く払って利用するのではなく、通信するSIMカードを契約して本体はSIMフリーのものを一括で買ってくる、代わりに月額利用料が大手キャリアよりも全然安い、というもの。

参考までに、今使っているのはビックカメラのBIC SIMで、音声通話と月3GBデータ通信込で1,600円。データ通信の3Gは前月分だけ繰り越してこれるので、当月使わなければ翌月は上限6GBになることもあります。ここまで来るとキャリアの7GBとあまり変わりません。

さて、そんなZenfone2でingressをプレイしてみたらどうでしょう?ちなみにそれまではiPhone5Sでずーっとやっていたので、それとの比較になります。

画面サイズ

iPhone5Sの4インチに対して、Zenfone2の液晶は5.5インチ。iPhone6 Plusと同じサイズです。
iPhone6 Plusといえば出た当初ingressが画面に対応していなくて実際にタップした所と違うところが反応して・・・それが原因で買ったばかりのiPhone6 Plusを手放す人もいたりしましたが、AndroidのZenfone2については当然そんなことは無問題。普通にできます。

当然広いので快適は快適なんですが、細かい操作の時にやはり指が届かないところが出てきます。
iPhone5Sの時はずーっと片手派だったのですが、グリフハックでChaosやPortalが出てくると、さすがにちょっと片手では厳しい感じ。Power Cube補給なんかも急ぐときはやっぱり両手になりますね。

グラフィック

これが一番気になった所。iPhone5Sと比べれば全然最新機種のはずのZenfone2ですが、マップにポータルがたくさん表示されるとiPhone5Sで見たことのないカクつきが。あれれれ?という感じ。
グラフィックは細かいので綺麗なんですが、なんか今ひとつスムーズさに欠ける感じでした。

バッテリー

普段使いでは少し酷評気味のZenfone2のバッテリー。確かに普段使いではすぐに減るんです。が、iPhoneでは電池食いだったingressが、意外にZenfone2は耐えてます。実際にやってみましたが、2時間プレイで30%は残ってました。早いと言われれば早いですが、2時間無理だと思ってたので、まぁまぁ、というところでしょうか。

まぁ普段ingressプレイするときはモバイルバッテリー必携ですので、参考値ですね。

アプリケーション

iOS版とandroid版の比較になりますが、ingressでグリフハックに入るときに、その時点での位置情報に誤差があるとしばらく反応が無くなって考えこむ状況があります。iOS版だとただただ待つか、前に紹介した一旦「機内モード」にしてデータ通信を切っちゃう、という手になります。
[ingress]裏ワザ!グリフハックで止まった時の解消法 | charingress.tokyo

Android版の方はご存知の通り、andoridだと筐体の「戻る」ボタンを押すと「グリフハックがキャンセルされました」という表示で中止できるんですね。これが便利。iOSにはない機能。
実は最初の地球が回る所でもGPS確定の前に「戻る」でとりあえずスキャナー画面に行くこともできます。

プレイしている時にちょっと一休みでingressを立ち上げたまま電源ボタンなどでスリープにすると、高い確率で再度立ち上げた時に終了されています。これはiOSではあまり見ないことだったので意外でした。Lollipopとingress 1.79の問題なんでしょうか。

GPS精度

ちょっと精度低いかな・・・?android特有のものなのか、Zenfone特有なのかわかりませんが、iOS版よりは不正確な感じ。
まちなかで1ブロック歩いているのと、スキャナーの自分の位置が今ひとつシンクロしている感じに欠けました。

総論でいうとじゃぁiPhoneでやればいいじゃん、という話なんですが、個人的にはiPhoneにはない「戻る」ボタンが、iOSでやっていた時の意味のない待ち時間をすべてチャラにしてくれるので、スピード感をもってやるにはかなり便利だと思っています。
iOSで「戻れれば楽なのに」と思った所すべてがボタンで戻れるのは大きいなぁ・・w

付記

Zenfone2は、Expansysなどで買えるグローバル版と、日本のキャリア周波数に対応した国内版がありますが、僕のは国内版です。
この国内版で、SIMフリーでドコモのハイスピードFOMAに対応しているかどうか、という話をよく見かけたのですが、結論、僕のは多分対応していました。通信時にLTEと3Gの間にHというのが出るんですが、これがハイスピードFOMAだったかと。
LTEの電波状況が悪くなるとHに切り替わってます。


source : charingress.tokyo